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反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の幹部らが和歌山県太地町に長期滞在し、漁関係者にいやがらせ(ハラスメント)行為を続けている問題で、和歌山県警は19日、海上保安庁との合同警備訓練を今月27日に行うと発表した。過去には捕獲したイルカを入れておくいけすが切断される事件が発生しており、こうした違法事案に連携して対処するのが目的。
訓練は県警と第5管区海上保安本部が実施し、約100人が参加する。県警によると、反捕鯨団体によるトラブル防止を目的とした合同訓練は初めてという。
また鯨類の漁期(9月1日~来春)には、同町内にプレハブの臨時拠点を設置。常時10人程度を駐在させ3交代・24時間態勢で反捕鯨団体の違法行為を取り締まる。
県警に警備強化を要請した仁坂吉伸知事は「(シーシェパードの反捕鯨活動は)よく考えると犯罪であるものが多い。嫌がらせや悪口雑言による名誉毀損、住居不法侵入、業務妨害などの犯罪はきちんと取り締まらなければならない」と説明した。
同町は隠し撮り映像でイルカ漁を批判した映画「ザ・コーヴ」の舞台。